これからどうしよう…①

プログラミングの勉強を始めてみようと思う。労働者賃金も需要と供給で決まるとするならば、人材不足のこの業界を選ぶことは、本来は合理的な選択である。

でも、人手不足の業界はIT業界に限らなくて、介護、建設、農林水産、いま自分がいる会社も人手不足だ。しかし給料は上がらない。むしろ少ない人数で仕事を回さなければいけないから、人手不足の会社はブラックも多い。

逆に、供給過剰の業界もある。司法制度改革で増えた弁護士。日本でも有数の難関試験を突破した秀才でも、いまはそれだけで食べていける人は少ないらしい。

だから、もういい歳になってきた自分としては、どこを目指せばいいのだろうかと考えてしまう。20代の頃は自分を安売りしたとしても、サラリーマンとして社会経験を積めるメリットもあった。でもこれからはどうすれば…?

だから何冊か本を読んでみた。たぶん、その結論は大雑把に言うと希少性を高めて稼ぐ力をつけることなのかなと思う。自分にしかできないことを身につけて、広く薄く稼げるような仕組みを作ることができれば理想だ。それが出来るかどうかは分からないけど、ただ勉強するだけじゃなくて、それを意識して失業ライフを過ごしたいと思う。