大事なのは「何をやるか」より「どうやるか」。
自分の本棚に眠っていた『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』を読んでみました。まさに“そろそろ会社を辞める”ので、いまのタイミングにもってこいです。
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ポイントは、「何をやるか」よりも「どうやるか」。好きなことで食っていくためには、収益を上げるための土台が必要。ボランティアで好きなことをするのであればいいけれど、多少なりとも商売で利益を上げて、そこから自分の生活費を稼ぎ、そこから商品開発したり、設備投資をしたり、場合によっては人件費を払ったりしなくちゃいけないから、やっぱり稼ぐ仕組み(ビジネスモデル)を考えなきゃいけない。
この本では花屋さんやディズニーランド、ほぼ日手帳などの例をあげて、いろんな稼ぐ仕組みがあるんです。…ということに気づかせてくれます。モノが良ければ勝手に売れるということではなくて、極端なことを言えば、石コロでも商売にしてみせる…くらいの発想力が欲しいなと思いました。
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ところで、「何をやるか」の方は、なんと書いているのでしょうか?
僕は、個人的には、30歳までに丹念に目の前の仕事に注力すれば、自分なりのミッションというか、提供できるバリューの輪郭が見えてくるものだと考えています。
やるべきことは、もうすでに自分の中にあって、それを実現するために、稼ぐ仕組みを考えるということ。
最後に、仕事とは…?
「仕事とは、才能を貢献に変える“作業”」と答えることにしています。
だそうです。かっこいいですね。
そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか
- 作者: 山口揚平
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/01/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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