ハラが減っては戦ができぬ

仕事をやめて変わったな思うことは、空腹に耐えられるようになったこと。働いていたときは、空腹になってないのに、腹が減ることを予期して、予防的に何かを食べていた。だから、本当に空腹になることって、ほとんどなかった。

この記事にあるように、ストレスを感じていると戦闘モード(交感神経優位)&ストレスホルモン(コルチゾール)が分泌されて、食欲が増えてしまうそうだ。

交感神経は緊張状態のモードで、リラックスすると副交感神経が優位になる。だから、リラックスするために食べるんだね。それに、文字通り「腹が減っては戦ができぬ」で、本当の戦闘状態では食べることが一番大事。それが遺伝子に組み込まれている。

ちなみに、戦国時代が「腹が減っては戦ができぬ」だとするならば、平和な江戸時代は「武士は食わねど高楊枝」(たとえ貧しい境遇にあっても、貧しさを表に出さず気位を高く持って生きるべきだということ。また、やせ我慢することのたとえ。故事ことわざ辞典より)だ。

交感神経はいわばONとOFF。長期間回避不能なストレスを感じ続けていると、いろんな不調の原因になる。たまには、休むことあるいは、逃げることも身体を守るためには必要なのだ。