成熟脳 …②

「成熟脳」のつづき。

人生の第二ブロック(29歳から56歳)、特に「30代」について。

 

二十九歳から五十六歳までの第二ブロックは、膨大な数の回路の中から、要らない回路をより分け、必要な回路を知るための二十八年間である。 特に重要なのは、要らない回路を見極める作業だ。無駄なところに電気信号が生きやすい状態では、ヒトは他社に翻弄されやすく、本質を見失ってしまう。要らない回路を捨てることによって、人の思慮は深くなっていく。

 

情報が溢れるほどにあって、どれを選べばいいか苦しむ、というのが、三十代の脳の特徴なのである。

その要らない回路を見極めるために不可欠なエクササイズが、「失敗」なのである。

つまり失敗の数だけ、人は、失敗しにくく、判断に迷わなくなる。

 

 人生は、本質を探す旅なんでしょうか(^^)?28歳までにたくさん吸収して、たくさん脳の回路を作って、その中から必要な回路を見つけるのが第二ブロック(29歳~56歳)の時期なんだそうだ。

この時期って、一番能力が高くて社会的にバリバリ働く時期でもある。と同時に、子育てとか、いろんな「やらなきゃいけないこと」が増えていく時期。一番大変な時期でもあるよね。でも、30代はいかに逃げずに、失敗するかが、自分の脳を作っていくんだって。なんか大変そうだ~。