テストステロンを消費する運動?

「運動で筋肉が刺激されると大量のテストステロンが分泌され、筋肉に運ばれます。筋肉細胞の男性ホルモン受容体にテストステロンがくっつくと、細胞分裂を促進して筋肉を増やす。この体の働きによって筋肉で使われたテストステロンは消えてなくなる、と考えれば走り過ぎで減ることが納得できます」(奥井院長)

やり過ぎ厳禁! 「適度な運動量」ってどれくらい?|健康・医療|NIKKEI STYLE

 

筋トレをして思ったのは、ちょっとキツめの負荷をかけて頑張ると、その時の疲労感からテストステロンが減るのかな~と。上の記事にもあるように、テストステロンは筋肉で消費する…かもしれない。

きのうの筋トレ、ジョギング後のスッキリ感。ひょっとしたら、テストステロンを運動で消費したからかも。イライラやムラムラってのがなくなったような感じだった。

男性ホルモンが多めの私としては、ちょっとキツメの運動をして、エネルギーを発散した方が良いのかもね。

軽肥満脱却を目指して

体重を減らそうと思って、このところ毎日ジョギングをしている。

しかし今朝、体重計に乗ってみたら、逆に体重が増えていてショックだった。さすがに、いきなり減ることはないと思ってたけど、摂取カロリーも減っているはずなのに、体重が増えてたってのが納得いかんな~。

でも、毎日走っていると、徐々に走れる距離が増えていくのがうれしい。たぶん、心肺機能が少し向上してきたのかも。いまのところ、毎日平坦な道を4km走っている。最初は4kmなんてちょっとな~と思っていたけど、だんだん走れるようになってきた。

また、走ることは脳にも良いらしくて、判断力と記憶力が増えて、行動の切り替えや決断も速くなるとのこと。しかも、ストレスにも効くらしいし、夜もぐっすり眠れて、良いことずくめ。心肺機能、脳、精神の各面でいい方向に向かってるな~とは思う。

それで、さらに体重が減ってくれたら文句ないんだけどな。だから、ジョギングに加えて週2、3回筋トレもやることにした。大きい筋肉を鍛えると良いらしいから、太腿とか胸とかかな。

そうすれば、痩せると思うんだけどな~。目指せ軽肥満脱却!

力なき正義は無力

佐川元長官の証人喚問。午前の参院の尋問はずっとテレビで見てたけど、なんだかやるせない。なんか、裏があるような感じ。無力感を感じる。この事件には、不自然さと違和感しかないのだけど、結局、権力って強いんだなって思った。野党がどんなに騒いだって、何千人、何万人もの人がデモしたって、力なき正義は無力だ。

でも、証人喚問で嘘をつくと罪に問われるから、佐川さんの証言は重く受け止めなきゃいけない。与党はこれで終わりにしたいんだろう。どうせ国民のすぐ忘れるし…。

 

力なき正義は無力、正義なき力は暴力だ。(パスカルの格言なんだって)

もっと休みが欲しい。

春なので…、と言う訳ではないが、やっぱり、ゆっくりとしたライフスタイルがもっと浸透してもいいんじゃないかと思う。

最近、週休3日制を導入する会社があるらしい。そんなに休みを増やして、仕事がうまく回るのか?とも思うが、意外にも生産性も上がるし、リフレッシュもできて、良い効果が出ているんだそうだ。

自分的には、もっと日本も余暇時間を増やした方が良いと思う。通勤時間も含めて会社の拘束時間が長い。外国ではバカンスとかいって、1か月も休んだりするらしい。たぶん、仕事の拘束時間が長いから、日本の生産性は向上しないのだと思う。

休みが増えたら、旅行、趣味などをしてリフレッシュ、または勉強に使うこともできるし、副業を始めることができるかもしれない。社会全体で見たら、良いことが多いと思う。そんなに、あくせく働く時代はもう終わりだ。人生を楽しむ人が増えたら、社会はもっと良くなると思う。

だから、もっと柔軟なワークスタイルを認めて、みんないろんなことしたら良いのにな~と思う。その第一歩として週休3日制はどうだろう。

 

diamond.jp

 

春の過ごしかた

春眠暁を覚えず、処々啼鳥を聞く…

春の眠りはとても心地よくて、夜が明けたのも気が付かずに不覚にも目が覚めなかった。あっちこっちで鳥の鳴き声が聞こえた来たことで、朝になったことに気が付いた。そういえば、昨夜は風が強く、雨も降ったようだ。せっかくきれいに咲いた花だけど、昨夜の雨と風でどれくらいの花が散ったことだろう。(春暁)

http://mekara.info/archives/3921.html

 

片山洋次郎さんの本から

人間は「冬眠」しない動物ですが、その代わり「春眠」するのではないか、と思うことがあります。2月からはじまる「春」は、骨盤、頭、肩甲骨など、身体の右側のゆるみとして最初に現れ、次にゆるみにくい左側、さらに再び右側と、交互にテンションを下げながら脱力化を進行させます。

 

左右がそろい、全身がゆるみきったところで、身体をだるく感じたり、やけに眠かったりするんですね。これが「春眠暁を覚えず」という、身体のお休みモードです。

 

ですから、身体の反応がデリケート(敏感)になる春先は、できるだけ刺激や興奮を避けて、のんびり、ゆったりするのが上手な過ごし方です。昔から「木の芽どきは具合が悪くなりやすい」といわれており、身体的にはテンションを上げて何かを新たにはじめるより、「終わらせる」方が適しています。避けられないことはやむを得ませんが、先のばしにできることであれば、骨盤に弾力が出てくる時季(初夏)まで待つとエネルギーの波に乗りやすくなります。

整体かれんだー―旬な身体になる (文春文庫)より)

 

無職生活も1か月がすぎ、なんとなく自由な生活も板についてきたというか、何というか…。暑さ寒さも彼岸までの言葉通り、春分が過ぎて、本当に春になったことを感じる。春は身体がゆるむ時期。いつもならば、頭が痛くなったりして、体調を崩す時期でもある。

今年は、無職のストレスフリーだから、いまのところ体の不調はない。ただ、気が抜けないのが4月。特に、おととしは4月中ずっと頭が痛かった。「整体かれんだー」にも書いてあるように、春は、のんびり、ゆったり過ごすのが上手な過ごし方。その時期に無理をすると、体の不調が長引くようだ。

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今年の桜の開花予想。「木の芽どきは具合が悪くなりやすい」と言われるように、開花する前のつぼみが出てくるころが要注意。

そろそろ、就職活動を始めないとなって思うけど、もう少し、のんびりしたいな~というのが、心と身体のホンネです。

 

 

 

整体かれんだー―旬な身体になる (文春文庫)

整体かれんだー―旬な身体になる (文春文庫)

 

 

成熟脳 …③

なんかおもしろい。続いて、40代について。

 

四十代は、もの忘れが進むとともに、三十代の惑いが消えて、成功事例が増えだす。比較的安定した時期である。もっと幸福感があってもいいのだが、多くの四十代には、その実感がない。もの忘れや体力の衰えを老化と解釈すると、かなりの焦りを感じることになってしまうからだ。

 

さらに、脳自体は「正解が降りる脳」になってきているものの、三十代の失敗を重ねた記憶がまだ生々しく、本人にまだ不安感が残っているので、確信が足りない。正解が降りてはきても、「これは白と思うのだが、はて」という感じが漂ってしまうのである。このため、五十代に比べて、言いきりの力が弱い。

 

若い世代は、六十代以上の人生の師を持つべきである。これほどの、人生羅針盤はない。特に、惑える三十代、もがく四十代は、成熟脳世代の友人を持つといい。まるでモーゼのように、混沌の海を割って、道を作ってくれるに違いない。


◆◆◆

なんか、この本を読んで思うのは、東洋哲学ってすごいなってこと。孔子の三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る…、に通じるものがある。昔の人って、こういうのも経験的に分かっていたんだろうか。

自分にとっては、30~40代くらいが一番興味のあるところだけど、人間の脳って、最終的には直感を研ぎ澄ますためのトレーニングをしているのかな?って思う。論理的思考能力は、やっぱり30~40代が一番高い気がする。じゃあ、それ以上の世代は??というと…。

◆◆◆

人間の28歳周期の話がとてもおもしろくて、これからも参考にしようと思うけど、(誕生~28歳)(29歳~56歳)(57歳~84歳)(85歳~112歳)と考えると、その時々でやるべきことってのが、ちゃんとあるものだ。

 

感性や知識など学び入力して、脳の回路を作る第一ブロック。迷いの中で成功と失敗を繰り返し、脳の回路から必要なものを選択する第二ブロック。成熟した「人生の達人」として深みを知り、脳の出力性能が最も高まる第三ブロック。自分の内なる声を聴き、内的世界が充実する第四ブロック。

 

こうしてみると、社会的に有能であることを脳は目指していないように感じる。これからの10年で本格的にAIが普及するのだろうけど、人間の脳が目指しているところと、AIが目指すところは対極なのだ。そう考えると、将来はとても明るい(^^)!

 

 

成熟脳: 脳の本番は56歳から始まる (新潮文庫)

成熟脳: 脳の本番は56歳から始まる (新潮文庫)

 

 

成熟脳 …②

「成熟脳」のつづき。

人生の第二ブロック(29歳から56歳)、特に「30代」について。

 

二十九歳から五十六歳までの第二ブロックは、膨大な数の回路の中から、要らない回路をより分け、必要な回路を知るための二十八年間である。 特に重要なのは、要らない回路を見極める作業だ。無駄なところに電気信号が生きやすい状態では、ヒトは他社に翻弄されやすく、本質を見失ってしまう。要らない回路を捨てることによって、人の思慮は深くなっていく。

 

情報が溢れるほどにあって、どれを選べばいいか苦しむ、というのが、三十代の脳の特徴なのである。

その要らない回路を見極めるために不可欠なエクササイズが、「失敗」なのである。

つまり失敗の数だけ、人は、失敗しにくく、判断に迷わなくなる。

 

 人生は、本質を探す旅なんでしょうか(^^)?28歳までにたくさん吸収して、たくさん脳の回路を作って、その中から必要な回路を見つけるのが第二ブロック(29歳~56歳)の時期なんだそうだ。

この時期って、一番能力が高くて社会的にバリバリ働く時期でもある。と同時に、子育てとか、いろんな「やらなきゃいけないこと」が増えていく時期。一番大変な時期でもあるよね。でも、30代はいかに逃げずに、失敗するかが、自分の脳を作っていくんだって。なんか大変そうだ~。

成熟脳…①

先日見た人間の脳は「28年周期」で変わっていくという話。年齢のことを考えてたら、個人的におもしろかったので、黒川伊保子さんの本(成熟脳: 脳の本番は56歳から始まる (新潮文庫))を読んでみた。

そもそも、人間は7年ごとに変わっていくのだそうだ。7年×4で28年。7という数字は人間にとって、とても重要でかつ、不思議な数字らしい。

それで、人生最初の28年は、脳は入力装置としての役割を果たすらしい。(前半の12年は子ども型、移行期としての思春期が2年ほどあり、後半の14年は大人型の脳へとかわっていく。)

 

十二歳までの子ども脳は、感性記憶力が最大限に働く。

 

十四歳までに感性が整った脳は、その後、二十八歳までの十四年間に、単純記憶力を最大限に使う。(中略)つまり、がむしゃらな繰り返しで高度なセンスがつくれる時期で、勉強の好機でもあり、スポーツの能力を高めるチャンスでもあり、仕事のコツを身につける好機でもある。

 

十五歳から二十八歳までの脳は、四の五の言わずに、目の前に置かれた課題をがむしゃらにこなすことだ。単純な作業に見えても、結果、脳に搭載されるセンスは崇高。それが、この年代の特徴だから。

 

28歳までは、感性を豊かにするための期間。すべてが将来につながる。そのかわり、脳の出力性能の方はイマイチなんだそうだ。やっぱ、この時期って無駄な経験ってないよね。感情経験を含めて。若い時は、いろんなことを(アタマじゃなくて)身体で感じるのが大事なんだよね。

 

この本に書いてあることは、ちょっと根拠が分からないんだけど、感覚的にはすごい納得感はあるな~と思う。

 

 

 

 

年齢について③

自分がはじめて就職したのは二十歳のときで、田舎の工場で製品の穴明け加工をする部署に配属された。大学を出てないから、現場配属なのは仕方ないんだな~と思った。やっぱ、技術部とかは国立大卒とか院卒だったし、品管とか設計も大卒。生産管理なんかも、入れてもらえなかった。

当時は若かったから、学歴で人間の評価って決まるんだと、すごく落ち込んだ。いま思えば、そういう発想って世間知らずそのものだけど、当時はそれが自分の知っている世界だった。

自分は、いままでに4、5回職を変えているが、最初の会社に居続けてたら、すごく視野の狭い人間になってたと思う。貯金はたまったかもしれないが、その世界しか知らなくて、もう抜け出せないみたいな…、そんなことを考えていたのかも。

大学出てなくても、穴あけ係だったとしても、上を向いて生きていたいよな~。

 

d.hatena.ne.jp