体調不良

春はどうしても体調を崩してしまいますよね。「整体。共鳴から始まる―気ウォッチング (ちくま文庫)」からです。

 

上半身では、肩がねじれると(右の肩甲骨が外側に寄る)、胸椎1番がねじれて硬くなり、頭から下りてくるエネルギーの流れが、首の付け根から肩のまわりに停滞してしまう。そこで春はエネルギーを発散しやすい状態に体が移行したい時期なのだが、すぐには適応できないから、実際には最も頭にエネルギーが停滞してしまいやすい時期である。

 

また、頭にエネルギーが集まりすぎると興奮しやすく、肩がねじれると肋骨もねじれて、呼吸が浅くなるので、眠りも浅く寝覚めも悪くて昼間は眠たくなりやすい。骨盤がねじれると便秘もしやすくなる。下痢や風邪でバランスをとる(肩や骨盤のねじれ、特に左側の緊張をゆるめる)場合もある。

 

春は体調を崩しやすい季節。やっぱり今年も体調不良になってしまいました。

 

今年は桜の満開を少し過ぎたところで風邪をひきました。今回はものすごく身体がだるかった。このだるさは自分としては結構珍しいこと。そして、首が重苦しくなる。(風邪は身体のバランスをとるために引くと考えているので、調整にはなったと思うけど。)

 

冬、寒さから身を守るために縮んでいた身体。春は、その縮んでいた身体がゆるむから体調を崩してしまいやすい。春の体調不良は避けては通れない関所のようなものです(^^)。

 

今年は頭痛がなかったからよかったけど、仕事でリラックスできないと片頭痛っぽくなったりもしてたな。だから本当は、春はのんびりとした気分でいるのがいい。2月ごろから意識してのんびりリラックスした気分(環境が変わるのも春だから難しいけど)、スローペースな生活を心がけたいものです。