「新しきを知る」ということ

人生5回目?の転職をして、新生活が始まりました。最初なので教育というか研修が続きます。

 

いままでの転職は(結果的にですが)、新しい経験をして守備範囲を広げられる仕事を選んできましたが、今回は自分の経験を活かせる仕事を選びました。実際、同時期に中途入社した人が数人いるのですが、みんな全くの畑違いの仕事からの転職のようで少し驚きました。

 

だから、いままで自分がやってきたことも捨てたもんじゃないな~なんて思っています。研修を受けていても話の内容をイメージできるし、何をどうすればいいのかってのも、掴みやすいです。(今までの自分の職歴が別の会社でのスキルとして役立つことなんてないと思っていました。)

 

30代くらいになると、知らず知らずのうちに自分の中に経験が蓄積されていて、それをうまく活かすこと、それを深めること。あるいは、それが自分の安全基地となって、また新たなチャレンジができるようになってくるのかな~なんて思っています。

 

温故知新と言う言葉があるように、自分の中にあるものをうまく活かすことで、何かを知ることができるということです。でも、「新しき知る」ってことも、年齢によって意味合いが変わってくるんだろうと感じました。

 

10代20代のころは経験が蓄積されていないから、手当たり次第に新しいことをやっていくんだと思います。その分、体力はいっぱいあるし。いろんな人の影響を受けて、いろんな場所に行って、いろんなことをやって…。

 

だから、10代20代のノリで手あたり次第に首を突っ込むやり方は、いまの自分には合っていない。もっと、うまいやり方があるのだと思います。いずれにしても、過去の自分の経験は財産です。過去を振り返って、それを活かして、新しいことを学んでいく。この仕事も何年続くかは分からないですが(笑)、そのことを教訓にしていきたいと思います。