プログラミング

失業中は、せっかく時間ができたから興味のあったプログラミングの勉強もしていました。時流に乗ろうと思って、Python機械学習の勉強を1~2か月くらいやってみました。

 

まず、Pythonの基本文法と言ったらいいでしょうか。その辺は、やんわりと理解できました。ただ、それをどうやって応用して行けばいいのかってのが分からんですね。あとは実践していくしかないんでしょうけど…。

 

あと、機械学習の方ですが、コードの例文を見て勉強するのですが、これがイマイチつかめない。教師あり学習はこういうコードを書けばこうなる…というのは、分かるのですが、中身どういうことをやっているのかが分からない。

 

いわゆる人工知能って、線形代数とか統計学とか数学が基になっているんですよね。確かに、「数学が分からなくてもコードは書ける」「動けばいいんだから」とも言える。ただ、物事の仕組みを理解したい自分としては、なんか気持ち悪いというか何というか…。

 

やっぱり中身、どういう仕組みなのか知りたいな。ロジスティック回帰とか、ランダムフォレストとかk近傍法とか、あるいはCNNとか、仕組みを知りたくて調べてみるけど、難しくてよく分からない…、と挫折してしまう。よくないサイクルです。

 

つくづく思ったのですが、何か作りたいものがあって、だからそれを実現するために学ぶんでしょうね。自分の目標、欲求が明確になっている人は、やるべきことも明確。私はけっこう素直な性格と言われるのですが、自分の気持ちには素直じゃないんですよね。周りを気にして抑圧して、そして自分の欲求がよく分からなくなってしまう。だから、目標を立ててそれに一歩ずつ足元を踏み固めながら進んでいくことが、すごく苦手です。

 

これは、タイプ論でいうと自分の劣等機能である「感覚」、これを鍛えることが一歩づつ進むということに繋がる。自分はいいな~というイメージがどんどん湧いてくるのですが、それに向かって一歩ずつ進んでいくというのができない。自分の大きな課題だと思っています。

 

プログラミンの勉強を通して気づいたこと。

①基礎知識の大切さ。いまの時代、プログラミングや人工知能の知識は必要。でも、時代の変化が速くて新しい技術がどんどん出てくるから、ついていけない。だから、そういうときこそ原点に戻って基礎の知識が大切になる。数学とか物理とか。そういう知識ってやっぱり必要だと思った。

②自己理解。自分に素直になること。自分の気持ちが分からないと、目標も見つからない。自分を客観視し、地味だけど着実に進んでいくことができるようになれば30代の目標は達成かな。

 

ちなみに、20代の目標は、自分の劣等感を克服することだった。苦手だったコミュニケーション能力を高めることとか、自己肯定感をつくることとか、他にも数々の自分の中にあった劣等感に向き合い、克服することが本当に「目標」だったといってもいいと思います。

 

だから、劣等感の克服から、劣等機能の強化へ精神的な目標が変わったのかな~なんて思います。