過去との対話

今週も「新人研修」を受けてきました。ここまで、しっかり初期教育をする会社は見たことないです。自分が新卒入社ときの研修よりもすごい。まぁ、それくらい危険が伴うってことなんだろうけど(^^;)。

 

でも、やっぱり研修中ということもあって、なんとなく緊張感がないんですよね。『いい仕事は、信頼を得ようとする心が生み出す』…っていうのが前職で(苦労しながら)学んだことだから、それは忘れないようにしたいと思っています。結局それが一番大事なことなのよね。

 

私と一緒に中途入社した10歳ちょっと年上の人がいるのですが、その人に「度胸いいですよね」って言われて、ちょっと嬉しかったです。昔は、自分に自信がなくて、気が小さくて、バカにされたりして、なんというか常に不安と劣等感に苛まれながら生きていました。人付き合いも苦手で、そういう劣等感を克服しようと「修行」していたのが自分の20代でした。だから、度胸がついたっていうのは、自分的に一番の褒め言葉だったりします。

 

色んな試練から逃げずに経験を重ねるなかで、ちょっとずつ成長できたのかなと思います。この前の失業期間3か月も、一度立ち止まって過去を振り返り、対話し、理解する。そういうことに時間を使えたのも非常に良かったです。

 

いつも自己否定して生きてきた人生だったので、ようやく自分を肯定することができるようになってきました。自己否定とは自分の過去を否定することで、自己肯定とは自分の過去を肯定するということで、自己受容とは自分の過去を受け入れることなんだと思います。

 

過去との対話の大切さを感じるようになったのが、今年一番の気づきでした。これで終わりと言う訳ではないので、これからの自分の活かし方というか、自分の過去と対話しながら進んでいきたいと思います。